黒松内町では、農林水産省の国費事業である「山村活性化支援交付金」を活用し、令和元年度から令和3年度までの3か年で、新たな特産品の開発、黒松内ブランドの構築、流通体制の構築を目指し、事業を展開していきます。
事業主体として、町・潟uナの里振興公社・黒松内町商工会・(一社)黒松内町観光協会で組織する『ブナの里山村活性化推進協議会』を設立し、四者が連携して特産品開発を進めています。
■山村活性化支援対策とは
山村活性化支援対策とは、山村の活性化に向けて、農林水産業及びその基盤となる農山漁村の振興を図る事業について重点的に支援するもので、地域資源を活用して山村の所得や雇用の増大を図るために、次のような取組に対して交付金を交付することで、都市と農山漁村の共生・対流の推進を図るものです。
(1)地域資源の賦存状況・利用形態等の調査
(2)地域資源を活用するための合意形成、組織づくり、人材育成
(3)地域資源の消費拡大や販売促進、付加価値向上等を図る取組
■令和元年度の主な取り組み
(1)黒松内ブランドの方向性検討のための基礎調査として、首都圏における市場共感度調査を行い、現在の黒松内の認知度、イメージを確認した。
(2)町内の商店、道の駅スタッフ等の有志によるワーキング会議を発足して新たな特産品を開発。町内産もち米と黒千石大豆を使用した「黒千石大豆あられ」を商品化したほか、町内産小麦を使用した菓子の試作を重ねた。
(3)首都圏でのテストマーケティングとして「黒千石大豆あられ」の試食アンケートを実施した。
■事業実施評価報告書の公表
農山漁村振興交付金(山村活性化対策)の事業について、「農山漁村振興交付金(山村活性化対策)実施要領」(平成30年3月28日付け29農振第2261号農林水産省農村振興局長通知)第9の1の(1)の規定に基づき評価を行ったので、その結果を公表します。
令和元年度事業評価結果令和元年度事業評価シート