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黒松内町からのお知らせ

2022年01月25日

北海道新幹線並行在来線(長万部・小樽間)について

 これまで町民の皆様へ町広報誌などでお知らせしていたとおり、令和13年の北海道新幹線札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される函館線(函館・小樽間)のうち、長万部・小樽間については、北海道と沿線9市町(小樽市、蘭越町、ニセコ町、倶知安町、共和町、仁木町、余市町、長万部町、黒松内町)で、地域交通の確保方策に関する検討を行ってきました。

 昨年12月27日には北海道新幹線並行在来線対策協議会第11回後志ブロック会議が開催され、上下分離方式として国が鉄路を保有する可能性や災害発生時等の貨物も含めた迂回路確保の観点での国からの支援策など、国やJR北海道などの関係機関から、これまで課題とされた事項について情報提供を受けました。
 本会合では、倶知安町、共和町、仁木町、長万部町がバス転換、余市町が余市・小樽間の鉄道維持を表明し、本町と小樽市、蘭越町、ニセコ町は検討中のため態度を保留としたため、令和4年1月を目途に再度後志ブロック会議を開催し、態度保留の自治体についての方向性の確認が行われることとなりました。

 そのため、本日1月25日に開催された黒松内町議会総務経済常任委員会において第11回後志ブロック会議の結果報告を行い、これまで町民説明会や団体との懇談会などでいただいた町民意見も踏まえて、本件について十分な協議を行った結果、第三セクターによる鉄道の存続には多額の財政負担が必要となり、現在の本町の財政状況から考え、次世代に大きな負担を残すべきではないと判断し、JR北海道から経営分離後の地域交通の確保方策を「バス転換」とする案を支持することとしましたので、次回の後志ブロック会議で本町の方針として正式表明します。
 町民の皆様へおかれましては、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。


   令和4年 1月25日

                            黒松内町長職務代理者     
                            黒松内町副町長 佐 藤 雅 彦


〇 北海道新幹線並行在来線(長万部・小樽間)について(PDFファイル:約432KB)


posted by 黒松内町 at 17:00| (6)北海道新幹線
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